籾摺り

今日は籾摺りの日。
稲刈りから今まで、チョコチョコと販売するだけの分はももすりをしていたのですが今日は一気に片付けるぞー!と意気込んで取り掛かった夫。
私は市の産業菜に出席しなければいけなかったので、娘夫婦ががんばってくれました。
2時過ぎに帰宅すると、夫と息子が籾摺りの波に乗っていました。イケイケどんどんって感じで快調にやっていました。
以前はこんな日に行事参加するなんて考えられなかったのですが、今は私がいなくてもちゃーんと若い人たちがこうやって頑張ってくれます。何とありがたいことか。うるる・・。
今の籾摺り機はとってもシンプルでしかも高性能。コンパクトなこの機械がどうしてあんなに早くお仕事をしてしまうのだろうと、中をのぞきたくなるくらいです。
昔は籾摺りというと、家族だけでなく近所の人にも手伝いを頼んで、ご飯の準備からそれはもう大変な作業でした。そのころはみんな手作業でしたからね。
子供達が育っているときも、我が家は種まきと籾摺りは絶対全員集合と決めていましたので、遠くにいた娘も帰ってきて手伝うほどに貴重な作業という位置づけでした。自分が食べる分は働け!というのが毎年の夫の口癖で、娘といえども60キロの米を2人でひょいと動かしていたものです。
今は1袋が30キロになって以前より扱いやすくなったのですが、それでも悲しいかな、力が半減した私・・・。
息子がひょいひょいと米を扱う姿に、時の流れを感じてしまいました。
いつの間にか私たちの次の世代になりつつあるのですねぇ。夫が言いました。親子でこうして働けるのは幸せだなぁと。
今年も保冷庫と籾びつの中いっぱいに新米が入りました。まきばでおいしいご飯になるのを待っています。
暑い中、一生懸命に草取りをして育てたお米です。
おいしいご飯になって皆が幸せになれますように。