やっと雨が降りました。
天気予報では日曜日に降る予定だったのが、今日まで延期にしてくれて、空の神様に感謝。
キチガイじみた麦刈り、土曜日に終わりました。
まきばで使う小麦粉、しっかり確保。
麦わらを燃やしたり、野菜の敷き藁に使ったり、とここで毎年思うこと。
ちょうど、スイカやかぼちゃが大ききなるころと麦刈りが同じ時期。
昔の人は、麦わらを蔓の下に敷くことを、誰が思いついたのでしょう。
良く、牛さんに食べさせているわらを分けてくださいと言って来る人がいますが、あれは麦わらで無いとだめですよ、と答えます。
稲の藁ではすぐに腐れて役に立ちません。
麦わら、それも小麦の藁がベスト。いまならまだありますよ。
麦刈りの次は田植えの準備。
堆肥をふる大型トラクター、がぁーっと田んぼをすくトラクター、施肥機を付けて肥料を振りながらすいていくトラクターの3台を夫と二人で次々に乗り換えながら作業をこなします。
今年は5町の田んぼに作付けをする予定。
苗もすくすくと育っています。もう、緑のじゅうたんみたいです。
必死で今日まで田んぼの作業をしてきたので、ちょっとお疲れ気味。
牛さんをゆっくり眺めると心が和みます。
今日は、午前中にテレビ局の取材が1件。
良く、博多和牛がマスコミに取り上げていただいて、地産地消ということで推進していただけるのでありがたいことです。
今、生産者はえさ代の高騰、枝肉相場の下落に困り果てています。
どんなことがあっても、可愛い牛たちに罪はありません。最後まで愛情をこめて育てます。
地元の皆さんが博多和牛を応援してくださる、それがどれだけ元気ずけられることか。
苦労して生産者の会を作ってよかったと思います。仲間も大勢いるのですから。