やっと帰宅

13,14日と大分へ子牛市場に行ったばかりなのに、今度は16日から鹿児島へ。19日までしっかり肝属市場で子牛を吟味してきました。と言っても、夫は18日が生産者の会の総会共励会、19日は理事会の予定があり17日には帰ってしまいました。一人残された私は心細くセリに参加したわけです・・・。しかし、女だからと甘えちゃいけない!また、なめられてたまるか!と言うわけで、しっかり買ってきました、19頭!今まで出荷した牛の血統の実績を基に、子牛の体型を見極めて、セリのボタンを押すわけですが、なんせ、60数万もする牛さん達、即座の判断力と度胸が要ります。ボタンを押す手も汗でぬるみ、足も震えます。今回の鹿児島はとっても寒かったのですが、頭はカッカして、緊張の連続でした。でも、私を信用して任せてくれる夫になんとか答えたいと必死で頑張りました。夫と携帯電話で連絡を取りながらのセリでしたが、終わってしっかり疲れました。気をつけて帰っておいで、と言う優しい夫の言葉にほっとしながらセルシオを走らせて帰路につきましたが、途中で見えた霧島の峯峯が雪に覆われているのにびっくり。寒かったはずです。今月は出荷が多く、また今子牛を買っておかないと来年の年末に出荷できないので、多くの子牛を導入する必要があるのです。いつも二人で牛を見ているからできるんだよ、と言う夫の言葉がとても嬉しく、新たな自信に繋がったみたいです。お父さんいつも応援してくれてありがとう。おかげで、仕事がおもしろくてたまりません。