意見交換会

19日は九州農政局の担当者の方たちとの意見交換会に出席しました。中央畜産会や関係機関の皆さんのおかげで、畜産女性と行政担当者の意見交換会が熊本のチサンホテルで行なわれたのです。いろんな意見が飛び交う中、次々に回答される九州農政局畜産課長の西山さんの知識には非常に驚きました。九州の畜産関係については殆んど御存知で、さすがと言うほかはないくらい・・・。私達はいつも真面目に畜産経営をやっていて、自分で牛さんの粗飼料となる稲藁を集め、きちんと堆肥を作って田んぼに還元したり自力で販売したり、回りに迷惑にならないように気をつけてきました。なんか、補助事業というものを使って大きく畜産経営を拡大していく人を、行政側は大いに援助しているように見え、ちまちまとこつこつと畜産経営を続ける我々は行政の人にはどう見えているのかなぁと思っていました。今回の西山課長さんのお話しを聞いていると、実に私たちが日頃持ち続けてきた考えを応援してくれていると確信することができました。牛飼いなら、粗飼料は自分で確保しろ!堆肥はちゃんと循環させて耕地に戻せ!まさに、私達が実践していたことを目標にすべきだと言ってくれたのです。中国などの外国産の牧草や稲藁を輸入して牛さんに与え、糞尿はたまる一方。そんなやり方では外国との競争には勝てない、と。忙しい中、時間をやりくりして参加した会議ではありましたが、熊本までぶっ飛ばして行った甲斐がありました。明日からもまた勇気を持って牛さんと向き合うことができます。