枝肉共進会

筑紫農協肥育部会の枝肉共進会の日。牛に餌をやって、全農さんの冷蔵庫へ。白衣を着て、ハロゲンライトを手に肉を見ます。200キロ以上ある枝肉がずらーっと並んでいます。どこがうちのだろう。あ、これこれ。出荷したときの牛さんの姿を思い浮かべながら、肉を見ていきます。今回は、肉の評価もさることながら、経営的に有利な牛の生産の仕方も検討しました。それぞれ、肥育期間の1日あたりの増加額を計算して、モウかったで賞、を決めました。幸い、我が家の牛がその対象にあたり、嬉しかったのですが、やはり、経済動物ですからこういう検討会も必要ではないかと思います。肥育技術も大事、素牛をどのランクに選定するか、産地や血統も自分の技術に会った牛さんをそろえるかでも経営は変わってきます。安い素牛で経費を抑えるか、増体のいい牛で肥育期間を短くするか、血統のいい牛で肉質を重視するか、経営者にとって選択する要因はいろいろあるようですが、要は自分に合った経営をすることが大事ではと思います。人人に指示されて牛飼いをするのではないんだから、自分で判断できる牛飼いを続けたいと思います。