牛は家族

先日の農業新聞に新潟の地震被害を受けた山古志村のことが載っていました。今も1、600頭の牛が村に残されているとか。飼い主は危険な状態の中で牛に水と餌を運び続けているとか。ヘリコプターをチャーターしてまで。中には倒壊した牛舎の下敷きになった100頭の牛たちもいるそうです。人の命が最優先だということは勿論ですが、私はこの記事を読んでいて涙がぽろぽろ出てとまりませんでした。私たちにとって牛は家族と一緒なのです。下敷きになって死んだ牛、満足な水と餌がなく日に日に弱っていく牛を目の前にして村の人々はどんな思いをしてらっしゃるかと思うとたまりません。何もできないもどかしさを感じながらも、一日も早い復興を願っています。